あるとき、サル、キツネ、カモが、空腹で倒れている老人に出会いました。
3匹は老人を助けようと考え、サルは木の実を集め、キツネは川から魚を捕ってきました。
しかしカモは何も収集できませんでした。
何とか老人を助けようと考えたカモは、ネギと鍋とイワタニホースノンを背負ってきて、自らの身を食料として捧げるべく、煮えたぎる鍋の中へ飛び込みました。
その姿を見た老人は、「ネギだけ渡せばよかったんや」と、帝釈天としての正体を現し、カモの捨て身の荒行を後世へ伝えるため、カモを月へ昇らせました。
月の中に見えるカモの姿の周囲の煙状の影は、カモが自らの身を煮た際の煙だとも言われています。

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